個人のLINE集客|問い合わせまでの6ステップと止まる場所

インスタは3日に1回、欠かさず投稿していて、公式LINEも作ってプロフィールにリンクも貼った。友だちは少しずつ増えているのに、配信のたびに何を書けばいいか迷い、サービスの申し込みはまだ来ない。
個人のLINE集客は、何を申し込んでもらうかを決める、友だちを集める、配信で育てる、無理のない回数で続ける、数字で測る、手の回らないところを任せる、という6つのステップを順に通って、はじめて1件の問い合わせや申し込みになります。うまくいかないときは、たいていこのうちの1つで止まっています。
このページは、公式LINEで申し込みを受けるまでの流れを6つのステップにまとめたもので、はじめに全体の順番と止まっているステップの見つけ方を書き、そのあとステップごとに、やることと詳しく書いた記事を並べています。
公式LINEを作ったところで手が止まるのは、よくあることです。止まっているステップが1つ分かれば、今週やることはそこだけで足ります。
LINE集客は、6つのステップを順に通る


公式LINEから申し込みが来るまでを読む人の側から見ると、インスタの投稿やお店で公式LINEを知り、友だちに追加して、届いたメッセージを何通か読み、そこで予約や相談を送るという順番になります。送る側から見ると、この順番を支えるために6つの仕事があります。
- 「決める」では、登録した人に最後に何を申し込んでもらうかを決めます。公式LINEだけで始めるか、LステップやUTAGEを足すかも、ここから決まります。
- 「集める」では、インスタやお店の会計の場など、友だちに追加してもらう入口を置きます。
- 「育てる」では、登録した人に最初の数通で何を届けるかを、順番に組みます。
- 「続ける」では、お客さまの暮らしに合う回数で送り、ブロックされにくい形で続けます。
- 「測る」では、開封した人、押した人、申し込んだ人の3つの数字で、どこが細いかを見ます。
- 「任せる」では、自分で回しきれない組み立てだけを、外に頼むかどうか決めます。
1つめから順に積み上がっているので、後ろのステップをいくら整えても、前のステップが抜けていると申し込みに届きません。毎週欠かさず配信しても、最後に何を申し込んでもらうかが決まっていなければ、読んだ人はどこへ進めばいいか分からないまま画面を閉じます。


止まっているステップは、5つの質問で見つかる
次の質問に上から順に答えてみて、最初に「いいえ」になったところが、いま止まっているステップです。
- 登録した人に最後に何を申し込んでもらうか、一文で言えますか。言えなければ「決める」のステップです。
- インスタのプロフィールから、公式LINEへ進む入口が置けていますか。置けていなければ「集める」のステップです。
- 登録した人に、最初の1週間で何が届くか決まっていますか。決まっていなければ「育てる」のステップです。
- この1か月、決めた回数で配信を続けられていますか。止まっていれば「続ける」のステップです。
- 直近の配信を開いた人と、リンクを押した人の数を知っていますか。知らなければ「測る」のステップです。
5つとも「はい」なのに申し込みが増えないときは、ステップの中身か、手の回り方に原因があります。後半の記事を、数字がいちばん細いところから読むか、最後の「任せる」から読んでください。


決める・集める:何を申し込んでもらうかと、友だちの入口


1つめと2つめは配信を始める前のステップで、ここを飛ばして配信画面を開くと、毎回「今日は何を送ろう」から考えることになります。
道具は、申し込みが決まる場所で選ぶ
公式LINEは無料のプランのままでも、配信もチャットも使えます。一人か数人の規模なら、まずは公式LINEだけで始めて、足りないところが見えてから道具を足す順番で間に合います。いま個人のLINEでお客さまと連絡を取っている場合も、1対1のチャットは通数に数えられないので、無料のプランのまま移れます。名前・あいさつメッセージ・応答時間を整えてから来店のついでに案内する順番は、個人事業主の公式LINEにまとめました。
足すときの決め手は、いまの申し込みがどこで決まっているかです。サロンや対面の相談のように会って話して決まるなら、手を入れるのはLINEの中で、講座や会わずに始まる顧問のように、ページや動画を見てそのまま申し込むなら、申し込みのページや決済までそろえる必要が出てきます。一人の規模で効くメリットと効かないメリット、始める前に決めておく3つは、次の記事に書きました。
LINEの中を深くするLステップと、売り場を一式そろえるUTAGEのどちらから考えるかは、自分の売り方で決まります。
入口は、押すと何が届くかを一行で添える
「公式LINEはこちら」とだけ書いたリンクは、押す理由が見えません。登録するとその日に何が届くのかを一行で添えると、プロフィールまで来た人が押しやすくなり、サロンなら次の来店までに自宅でできるケアの手順、士業なら相談の前に自分で確かめられる項目の一覧がその一行になります。インスタのどこに公式LINEのリンクを置けるか、押される表示名と一行の書き方は、こちらにまとめています。
公式LINEの機能は、最初は3つで足りる
公式LINEは機能が多く、管理画面を開くたびに何から手をつけるか迷います。LINEは国内で月に1億人が使うアプリなので(LINEヤフー公式・2026年3月末時点)、友だちに追加してもらえれば届く場所の心配は要らず、個人の集客で最初に使う機能は次の3つで足ります。どれも無料のプランで使えます。
リッチメニュー:トーク画面の下に、聞かれることの答えを置く
リッチメニューは、トーク画面の下に固定で表示されるメニューです。「はじめての方へ」「空き状況と予約」「よくある質問」のように、追加した直後の人が知りたいことを3つほど並べておくと、メッセージを送る前に自分で答えを見つけてもらえます。「育てる」の数通を組む前にここを整えると、同じ質問への返事に追われずに済みます。
クーポンとショップカード:来店を、次の来店につなぐ
サロンや店舗のように来店で申し込みが決まる仕事なら、この2つが使えます。クーポンは、来店時に使えるものを作って配信できます。ショップカードは、紙のポイントカードの代わりにLINEの上でポイントを付けられる機能で、お会計のときにQRコードを読み取ってもらうので、まだ友だちになっていないお客さまにもその場で追加してもらえます。サロンでの使い方はサロンの公式LINE活用に書きました。
LINE VOOMは、2026年9月で終わった
友だち以外にも投稿が届いたLINE VOOMは、2026年9月30日で提供が終わりました。外への発信はインスタに任せて、LINEの中は上の3つに絞るほうが早く回ります。
育てる・続ける:最初の数通と、無理のない回数
3つめと4つめは、配信の中身と回数のステップです。ここで止まる方の多くは、登録した人に何を届けるかを決めないまま、思いついた日にお知らせを送っています。
登録のあとに届くものを、順番で組む
名乗る、困っていることを言葉にする、試せることを渡す、案内する。登録した日から数えて何日目に何を届けるかを先に決めておくと、毎回ゼロから書かずに済み、組んだ流れは友だちが増えても同じように働きます。登録から申し込みまでの7通で、何通目に何を書き、何日あけるかは、次の記事で順に書いています。
サロンの方は、予約の前・来店のあと・次の来店までの3つの場面で使い分けると回しやすくなり、一人で回すなら、来店した日のお礼の一通から始めると続きます。3つの場面ごとの使い分けは、次の記事に書きました。
整体院のように、はじめての方が2回目に来るかを家で決める仕事なら、初回の夜に今日したことと次の目安の理由を一通送り、体のことを聞かれたらLINEの文字だけで決めずに会って確かめる、という使い方が向いています。文面の例は整体院の公式LINEに書きました。
回数は、お客さまが次に動くまでの間隔で決める
週に何回という目安を探すより、お客さまが次に予約や相談をするまでの日数を書き出すほうが、回数は決めやすくなります。送る数は「友だちの数 × 配信の回数」で数え、無料のコミュニケーションプランで送れるのは月200通までです(2026年9月時点)。回数を決めたら、この枠に収まるかも確かめておきます。次の予約までの間隔から、月に何回・いつ送るかを決める手順と、通数の計算はこちらです。
配信のあとにブロックが増えたときは、登録してすぐか、配信した直後か、何通か続いたあとかと、起きた日を見ると理由の見当がつきます。
ブロックが1人出るたびに、配信するのが怖くなる方もいらっしゃいます。減らしたいときは、送る回数を落とすより、届く中身をそろえるほうが効きます。
測る:開いた人から申し込みまでを、1行に並べる


5つめは配信のあとのステップで、開封した人、リンクを押した人、申し込んだ人の3つを1行に並べると、急に細くなるところが見えます。そこが、次の配信で直す場所です。
開封と押された数は管理画面の「分析」から1通ずつ見られますが、申し込みの数だけは画面に出ないので、手で数えます。よそのアカウントの平均と比べるより、自分の配信どうしを同じ日数がたったところで比べるほうが、直す場所がはっきりします。


開封率を管理画面のどこで見るかと、細くなった場所ごとの上げ方は、次の記事にあります。
任せる:決めることは手元に残して、組み立てを頼む


6つのステップのうち、ご自身で回しきれないものがあるなら、そこだけを外に頼むという選び方があります。アカウントの開設やあいさつメッセージは自分の手でも進められますが、登録から申し込みまでの道すじや、ページと決済のつなぎ込みは、あとからやり直しが効きにくいので、人を入れると早く終わります。
ただ、誰に何をいくらで売るかは、外の人間には決められません。「決める」を手元に残したまま頼むと、見積もりの金額も、できあがる中身も、話がずれにくくなります。どこまで自分でやり、どこから任せるか、線を引く2つの決め手はこちらに書きました。
見積もりの金額が会社によって何倍も開く理由と、比べるときに聞く5つは、次の記事にまとめています。
UTAGEの構築を頼む前に、売り方・ページ・決済・配信の中身を一行ずつ書き出しておく方法は、こちらです。
当社のLINE・UTAGE構築では、「決める」の整理からご一緒して、入口・配信・申し込みのページまでを組み立てます。すでにアカウントをお持ちなら、止まっているステップから入ることもできます。
今週は、最初に「いいえ」になったステップから
個人のLINE集客は、決める・集める・育てる・続ける・測る・任せるの6つのステップを順に通り、申し込みが来ないときは、たいていどこか1つで止まっています。5つの質問で最初に「いいえ」になったステップが今週直すところで、数字は開封した人・押した人・申し込んだ人を1行に並べて、細くなるところを見ます。任せるときも、何を申し込んでもらうかは手元に残して、組み立てだけを頼んでください。このページは、LINE集客の記事が増えるたびに、ステップごとの案内を足していきます。迷ったときはここに戻って、いま止まっているステップから読んでください。
公式LINEのどこで止まっているか、一緒に見ませんか
いまの公式LINEの管理画面と、インスタのプロフィールを見せていただければ、6つのステップのどこで止まっているかをその場でお伝えします。無料集客診断では、次の配信までに直す1か所を決めて持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。
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