インスタ投稿の効率化|1本ずつ作るのをやめて、週1回まとめて作る

夜の10時。最後のお客さまを見送って片づけを終え、スマホを開くと、今日の投稿がまだ出ていない。何を載せるか考えて、写真を選んで、文章を書いて、気づけば40分たっている。これを週に何度もくり返していると、投稿そのものが重たく感じてきます。
インスタの投稿を効率化するなら、先に変えるのは道具より作る順番です。1本ずつ最初から最後まで作るのをやめて、週に1回「作る日」を決め、何本かをまとめて作ります。
この記事では、まとめて作る日の進め方と、型にしてよいところ・毎回書くところの分け方を順に書きます。読み終えたら、今週の作る日をカレンダーに入れられます。
ここでの効率化は、浮いた時間を1本の中身に戻すためのものです。本数を増やすかどうかは、記事の後半で別の決め方を紹介します。
時間を食っているのは、毎回の「何を載せるか」


1本の投稿を作るときにしていることを分けると、3つになります。何を載せるかを選ぶ、文章を書く、画像を整えて出す。
1本ずつ作ると、この3つを毎回はじめからやり直すことになります。いちばん重いのは一つ目です。投稿画面を開いてから「今日は何にしよう」と考え始めると、決まるころには作業時間の半分近くが過ぎていた、ということも珍しくありません。
作業を行き来するたびに、手が止まる
施術や相談の合間に作ると、書きかけで手を離し、次に開いたときに「どこまで書いたか」を読み返すところから始まります。文章を考えるときと、写真を選ぶときでは頭の使い方が違うので、1本の中で何度も行き来するほど時間が伸びていきます。
もう一つ、1本ずつ作っていると、「この前と同じ話になっていないか」を毎回さかのぼって確かめることになります。3本を並べて選べば、話の重なりにはその場で気づけます。
まとめて作ると、「選ぶ」が1回で済む
3本をまとめて作るなら、まず3本ぶんのテーマを一度に選び、次に3本ぶんの文章を続けて書き、最後に3本ぶんの画像を整えます。同じ作業を続けてやるので、作業の切り替えは3回で済みます。1本ずつ作れば9回です。


週1回の「作る日」は、この順で進める


作る日は、週に1回、90分ほどを目安に取ります。予約が落ち着いている曜日の、朝か夕方が向いています。最初は3本から始めて、慣れてから本数を見直します。
最初に、その週に答える質問を3つ選ぶ
テーマは「その週に、誰のどんな質問に答えるか」で決めます。ふだんの仕事中にお客さまから聞かれたことを、スマホのメモに一言ずつ残しておけば、作る日にはそこから3つ選ぶだけです。「カラーの色持ちをよくするには」「相続の相談には、何を持っていけばいいか」。聞かれた言葉のまま書いておくと、あとで文章にしやすくなります。
メモがなかなか増えないときは、誰に向けて書くのかがまだ決まっていないことがよくあります。インスタのネタ切れが起きる本当の理由に、止まりやすい場所と直し方をまとめています。
文章だけを、3本ぶん続けて書く
テーマが決まったら、画像には手をつけずに文章だけを3本書きます。1本ごとに、質問への答え、そう答える理由、相談してよい場面、の順で書くと迷いません。
書き終えたら、いったん画面を閉じます。読み返しは、画像を整えたあとに一度だけ。何度も読み返すと、そのたびに直したくなって終わらなくなります。
画像は、決めておいた型に流し込む
画像は、色・文字の位置・1枚目の作りを一度決めたら、あとは写真と見出しを差し替えるだけにします。Canvaなどのデザインツールで型を1つ保存しておけば、毎回ゼロから並べ直す手間がなくなります。何枚かを続けて見せる投稿を作るなら、インスタのカルーセル投稿の作り方で、1枚目と最後の1枚の型を紹介しています。
予約投稿で、出す日を散らしておく
できあがった3本は、その日のうちに出す日時を決めて予約してしまいます。プロアカウント(お店や仕事用に切り替えたアカウント)なら、インスタの投稿画面から日時を指定して予約できます。出す作業が毎日の仕事から外れるので、夜にスマホを開いて「今日の投稿がまだだ」と焦ることがなくなります。
作る日にやるのは、選ぶ・書く・整える・予約する、を1回ずつ。この順番を守るだけで、1本ずつ作っていたころより手が止まりにくくなります。


型にしてよいところ、毎回書くところ


作り方が決まってくると、文章もどんどん型にしたくなります。書き出しの一文、締めの一文、ハッシュタグ、プロフィールへの誘い方。このあたりは型にしてかまいません。毎回同じでも読む人は困りませんし、見慣れた形のほうが安心して読めます。ハッシュタグを型にするときの5個の選び方は、インスタのハッシュタグで集客するにまとめました。
毎回書いたほうがいいところは、1つだけです。質問への答えのうち、そう答える理由の部分です。
理由の部分に、その人らしさが出る
「カラーは何週ごとがいいですか」への答えは、多くのサロンで似た数字になります。差が出るのは、なぜそう考えるかです。髪のどこを見て判断しているのか、これまでどんなお客さまにどう伝えてきたのか。相談先を探している人は、そこを読んで「この人に聞いてみたい」と決めています。
士業でも同じです。「相続の相談には、何を持っていけばいいですか」への答えが必要な書類の一覧になるのは、どこの事務所でも大きくは変わりません。その一覧のあとに「最初は全部そろっていなくて大丈夫です。家族の関係を紙に書いてきてもらえると、話が早く進みます」と、自分がふだんお願いしていることと、その理由を添える。読む人が「ここなら相談できそう」と感じるのは、その数行です。
理由まで型で埋めてしまうと、どの投稿も同じ顔つきになり、読む人が選ぶ手がかりが残りません。効率化で浮いた時間は、この部分に戻します。
本数を増やすかは、数字を見てから決める
まとめて作れるようになると、「この調子なら毎日出せるかも」と思えてきます。本数を増やすかどうかは、作る速さより、プロフィールに来た人や予約ページを押した人の数を見て決めたほうが確かです。決め方は、インスタの毎日投稿に効果はあるかに、直近4週の数字を使う手順で書いています。


最初の4週は、作る日を守ることだけ考える


作る日を決めても、はじめの数週は予定どおりにいかないことがあります。急な予約が入った、疲れて手が進まなかった。そういう週は、1本だけでも予約まで済ませれば十分です。作る日そのものを飛ばさないことを優先します。
作る日に、コメントへの返信や、ほかのアカウントの投稿を見て回る時間まで入れると、90分では収まりません。返信は毎日の仕事の合間に数分ずつ、と分けておくと、作る日は作ることだけに使えます。
4週続けたら、作る日にかかった時間と、その週に投稿に使った時間の合計を、始める前と比べてみてください。毎晩少しずつ使っていた時間が、1回にまとまっているはずです。まとまった時間が見えれば、そのうちどれだけを理由の部分に回すかも決めやすくなります。
毎晩1本ずつ作ってきたのは、それだけ投稿を大事にしてきたからです。作り方を変えても、これまで積み上げた投稿はそのまま残ります。ここからは、同じ時間でもう少し中身の濃い1本を出していく段階です。
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- SNS→LINE→予約の導線図と、最初の90日の進め方が手に入る
まとめ
- 時間を食っているのは、毎回の「何を載せるか」を選ぶ部分
- 週に1回「作る日」を決め、まず3本から始める
- 選ぶ・書く・整える・予約する、を3本ぶんまとめて順に進める
- 書き出しや締め、画像は型にしてよい。答えの理由は毎回書く
- 本数を増やすかは、プロフィールや予約の数字を見てから決める
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