インスタのストーリーズで集客する|見てくれている人を相談へ

インスタのストーリーズで見ている人を相談へ|近況・問いかけ・案内の順に

夜、片づけを終えてから、ストーリーズを1枚あげる。今日の手元の写真に「今日もありがとうございました」のひと言。翌朝、見た人の一覧を開くと、いつものお客さまや知り合いの名前が並んでいる。見てくれているのは分かるのに、そこから予約や相談のメッセージが届いたことは、ほとんどない。

インスタのストーリーズで集客につなげるなら、最初に確かめたいのは誰が見ているかです。見ているのは、ほとんどがすでにあなたをフォローしている人。だからストーリーズの役目は、新しい人を集めることより、知ってくれている人に「相談していいんだ」と思ってもらうことにあります。この記事では、載せるものを近況・問いかけ・案内の3つに分け、1週間の中での並べ方と、効いているかを確かめる数字までを順に書きます。

これまで続けてきた近況のストーリーズは、そのまま使えます。足すのは、問いかけと案内の2つだけです。

目次

ストーリーズを見ているのは、すでにフォローしている人

ストーリーズを見ているのは、すでにフォローしている人

ストーリーズは、フォローしている人のホーム画面のいちばん上に、丸いアイコンで並びます。フィードやリールの投稿は、おすすめや発見の欄を通って、まだフォローしていない人にも届くことがあります。それに比べるとストーリーズは、すでにつながっている人に見られる場所です。

新しい人を呼ぶ場所と、背中を押す場所を分ける

フォロワーを増やしたいなら、力を入れるのはフィードやリールのほうです。ストーリーズが向いているのは、あなたのことをもう知っていて、まだ一度も相談したことのない人に、もう一歩近づいてもらうことです。

フォロワーが数百人いれば、その中には「気になってはいるけれど、声をかけるきっかけがない」人が少なからず混ざっています。ストーリーズで話しかける相手は、この人たちです。

見た人の一覧は、相談の候補の一覧

ストーリーズを見た人の名前は、あげた本人だけが一覧で確かめられます。毎回のように名前が出てくる人は、あなたの発信を気にかけてくれている人です。その顔を思い浮かべながら「この人に何を見せたら、相談しやすくなるか」と考えると、載せるものが変わってきます。

フィード・リールとストーリーズの比較。フィード・リールはまだ知らない人にも届きずっと残り、見つけてもらう役目。ストーリーズはフォローしている人に届き24時間で消え、相談の背中を押す役目
図1:投稿とストーリーズは、届く相手が違う

新しい人に届けるのは投稿、相談の背中を押すのはストーリーズ。ここを分けておくと、ストーリーズに何を載せるかで迷わなくなります。

相談につながるストーリーズは、近況・問いかけ・案内の3つ

相談につながるストーリーズは、近況・問いかけ・案内の3つ

ストーリーズに載せるものは、見た人の気持ちがどう動くかで、3つに分けられます。

  • 近況
    仕事の準備、手元、今日あった小さな出来事。見た人の中に「この人なら話しやすそう」が少しずつ積もっていきます。いま多くの方が載せているのは、この近況です。
  • 問いかけ
    質問スタンプやアンケートで、見た人にひとつだけ聞きます。指一本で答えられるので、声をかける手前の小さな一歩になります。
  • 案内
    相談を受けていること、空いている日、申し込みの方法。リンクスタンプを使えば、そのまま申し込みの先へ送れます。

近況だけが続くと、声をかけるきっかけがない

近況を続けるのは、とても大事なことです。ただ、近況だけが並んでいると、見た人は「元気そうだな」と思って閉じてしまいます。相談を受けているのか、どこから声をかければいいのかが、どこにも出てこないからです。

案内ばかりが続くと、売り込みに見える

反対に、「ご予約受付中」「今月の空き状況」ばかりが続くと、見る人はだんだん指で飛ばすようになります。案内が届くのは、その前に近況と問いかけで「この人に聞いてみたい」が育っているときです。

近況は話しやすそう、問いかけは答えてみよう、案内は相談してみようという気持ちを見た人に生む。近況だけでも案内だけでも相談は生まれにくい
図2:3つのストーリーズと、見た人の気持ち

近況しか載せてこなかった方も、遠回りをしていたわけではありません。近況が積もっているから、問いかけや案内が届くようになります。

1週間の中で、3つを並べる

1週間の中で、近況・問いかけ・案内を並べる

3つをどのくらいの割合で出すかは、仕事の種類や忙しさで変わります。はじめは、次のくらいから試すと続けやすいです。

  • 近況は、載せられる日に1枚
    毎日でなくてかまいません。仕事の手元や準備の様子など、あなたの仕事ぶりが伝わるものを選びます。
  • 問いかけは、週に1〜2回
    「次に詳しく書いてほしいのは、どちらですか」のように、二択で答えられるものから始めます。考えないと答えられない質問は、最初は避けます。
  • 案内は、週に1回
    曜日を決めておくと、見る人も「この曜日に空きのお知らせが出る」と覚えてくれます。

問いかけに答えてくれた人には、ひと言返す

質問スタンプやアンケートに答えてくれた人は、あなたに向かって一度手を挙げてくれた人です。誰が答えてくれたかは一覧で確かめられるので、その人にメッセージでお礼を返します。「答えてくださってありがとうございます。〇〇のほうが気になっていたんですね」くらいで十分です。

このとき、売り込みの話は入れません。一度やりとりが生まれていれば、次に相談したくなったとき、相手はそのメッセージの画面から声をかけやすくなります。答えをストーリーズで紹介するときは、誰の答えか分からない形にしておくと、次も気軽に答えてもらえます。相談のDMが届いたあとの返し方は、インスタのDMで集客するにまとめました。

問いかける、答えが届く、ひと言返す、声をかけやすくなるの4つの手順。返すのはお礼と答えへのひと言だけで売り込みはしない
図3:答えてくれた人に、ひと言返す

案内は、ハイライトに残しておく

案内のストーリーズは24時間で消えますが、ハイライトに保存しておけばプロフィールに残ります。あとからアカウントを見に来た人も、相談の受け方をそこでたどれます。リンクスタンプの貼り方と、押してもらえる言葉の選び方は、インスタに公式LINEを貼る方法に書きました。

3つの中で手間のわりに効きやすいのは、答えてくれた人へのひと言です。問いかけを始めたら、返信までをひとまとまりにしてください。

効いているかは、閲覧数より「反応」で見る

効いているかは、閲覧数より反応で見る

ストーリーズの数字でまず目に入るのは、何人が見たかです。ただ、見た人の数はフォロワーの数やあげた時間に大きく左右されるので、相談に近づいているかどうかは読み取りにくい数字です。見るなら、次の2つのほうが役に立ちます。

  • 問いかけに答えてくれた人の数
    質問スタンプやアンケートに反応した人の数です。増えていれば、見るだけだった人が手を動かし始めています。
  • 案内から動いた人の数
    リンクスタンプが押された回数と、ストーリーズへの返信として届いたメッセージの数です。ここが、相談のいちばん手前にある数字です。

どちらも、あげたストーリーズを開いて見た人の一覧を出すか、インサイトの画面から確かめられます。インサイトのどこを見るかは、インスタのインサイトの見方で順に説明しています。

1か月ほど続けてみて、答えてくれる人は増えたのに案内から動く人がいなければ、案内の言葉か、その行き先を見直します。答えてくれる人そのものが少なければ、問いかけをもっと答えやすい二択に変えてみてください。

ストーリーズは、インスタから相談が届くまでの流れの一部です。プロフィールや投稿まで含めた全体の流れは、個人のSNS集客にまとめています。

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まとめ

  • ストーリーズを見ているのは、ほとんどがすでにフォローしている人
  • 役目は、知ってくれている人の相談の背中を押すこと
  • 載せるものは、近況・問いかけ・案内の3つに分ける
  • 問いかけに答えてくれた人には、メッセージでひと言返す
  • 効いているかは、答えてくれた人と、案内から動いた人の数で見る

問いかけの文面や案内の出し方を、あなたのアカウントに合わせて一緒に考えたいときは、SNS運用顧問でお引き受けしています。最近のストーリーズを何枚か見せていただければ、足りていないのが近況・問いかけ・案内のどれかをお伝えできます。

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この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

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