インスタのインサイトの見方|集客のために見る数字は3つだけ

夜22時。今日の投稿を1本上げて、インスタのインサイトを開きます。閲覧数、閲覧者、インタラクション、合計フォロワー。数字はずらりと並んでいるのに、どれを見れば明日の投稿が変わるのかは、どこにも書いてありません。
しばらく開かないうちに項目の名前まで変わっていて、前に覚えた「リーチ」が見当たらない。結局いちばん上の数字だけ眺めて閉じる、という日が続いていませんか。
先に結論を書きます。集客のために見る数字は3つだけです。何人に届いたか、何人がプロフィールに来たか、何人が行き先を押したか。この3つを、毎回そろえた期間で上から並べます。
この記事では、画面のどこを開くか、期間をどこに決めるか、3つの数字をどこで拾うかを順に書きます。最後に、週に5分で終わる記録の形まで置いておきます。
インサイトの項目は年々増えています。全部を覚えようとすると続かないので、最初から3つに絞ってしまうほうが早いです。
インサイトの見方は、開く場所と期間を決めるところから


インサイトは、アカウントを公開にしてあれば無料で見られます。ビジネス用やクリエイター用に切り替えていなくても表示されます。逆に非公開にしている間は出てきません。


開く場所は、2つある
自分のプロフィールから「プロフェッショナルダッシュボード」を開き、その中の「インサイト」へ進みます。ここから先は「アカウント」と「コンテンツ」に分かれています。
- アカウントのインサイト。
選んだ期間をまとめた数字が出ます。何人に届いたか、何人が反応したか、フォロワーがどう動いたか。全体の様子を見るのはこちらです。 - コンテンツのインサイト。
投稿・ストーリーズ・リールが1本ずつ並びます。どの投稿が効いたかを見るのはこちらです。
投稿1本ごとの細かい数字は、その投稿を開いて「インサイトを表示」からも出せます。あとで出てくる2つめと3つめの数字は、ここにあります。
期間は、過去30日間に決めてしまう
画面の上のほうに期間を選ぶところがあります。過去7日間・14日間・30日間・90日間から選べるほか、カレンダーで開始日と終了日を自分で決めることもできます。さかのぼれるのは90日前までです。
ここを毎回「過去30日間」にそろえてください。7日間だと1本たまたま伸びただけで全体が大きく動きますし、90日間だと今月直したことの結果が薄まって見えなくなります。
見るたびに期間が違うと、数字が動いた理由が期間にあるのか投稿にあるのか、判断がつきません。最初にここを決めてしまうのが、いちばん効きます。
集客のために見る数字は3つだけ


画面に並ぶ項目のうち、問い合わせにつながるかどうかを決めているのは3つです。どれも「何人が」を数えた数字を使います。同じ人が5回見ても1人と数えるほうです。


1つめ 何人に届いたか
アカウントのインサイトにある「閲覧者」です。その期間に、あなたの投稿が画面に表示されたアカウントの数を表します。以前「リーチ」と呼ばれていたものが、これにあたります。
ここが小さいままなら、中身の良し悪し以前に、まだ人の目に入っていません。投稿の本数や形式を見直す段です。
2つめ 何人がプロフィールに来たか
投稿を開いて「インサイトを表示」を押し、下のほうまでスクロールすると、プロフィールに関する数字が出てきます。そのうちの「プロフィールへのアクセス」が、投稿を見た人のうち何人が名前を押して見に来たかです。
届いた人数に対してここが極端に少ないなら、投稿の1枚目とプロフィールの1行目に手を入れる番です。もう1本上げるより、いまある入口を直すほうが先になります。
3つめ 何人が行き先を押したか
同じ場所に、プロフィールに置いたリンクを押した人数も出ています。ここが動いていれば、あとは押した先の話になります。
プロフィールまでは来ているのに押されないときは、行き先そのものを見直します。用件を書かないと送れないフォーム1本だけになっていることが、よくあります。公式LINEを行き先にするときの置き方と、押される表示名は、インスタに公式LINEを貼る方法にまとめました。
この3つを上から並べて、どこで急に細くなるかを見ると、いま直す場所が1か所に決まります。止まっている場所ごとの直し方は、インスタで集客できないにまとめました。数字の拾い方はこの記事、拾ったあとの手当てはあちら、という分け方をしています。
名前が変わったところと、いったん見なくていい数字


「インサイトが変わった」と感じるのは、多くの場合、中身が入れ替わったからではありません。呼び方が付け替えられて、探していた言葉が消えたからです。


人の数か、回数か。ここだけ取り違えない
「閲覧者」は人の数、「閲覧数」は表示された回数です。1文字違いで並んでいるので、書き写すときに取り違えやすいところです。
集客の話をするときに使うのは、人の数のほうです。回数は同じ人が何度も見れば増えていくので、増えても新しい人が来たとはかぎりません。
丸いマークを押せば、その画面の説明が読める
項目名の並びやマークの位置は、これからも変わります。画面の右上にある丸い「i」のマークを押すと、いま見ている指標の定義がその場に出てきます。
この記事を含めて、外の解説は書かれた時点のものです。画面の中の説明のほうが新しいので、名前で迷ったらそちらを開いてください。
いいね・保存・フォロワー数は、いったん置いておく
- いいねと保存。
投稿がどう受け取られたかは分かりますが、問い合わせまでの道筋の上には乗っていません。数が伸びても、プロフィールに来た人が増えたことにはならないからです。 - フォロワー数。
毎日の増減を追っても、明日やることは出てきません。フォロワーの傾向がまとまって見られるようになるのは、100人を超えてからです。 - 年齢や地域の内訳。
届いた人が100を超えないと表示されません。空欄のままでも正常なので、設定を探し回らなくて大丈夫です。
いいねや保存は、見ていただいて大丈夫です。励みになる数字は、週の記録とは別のところで楽しんでいただければと思います。
週に5分、同じ形で書き写す


インサイトを見る習慣が続かないのは、開くたびに「今日は何を見ようか」を決め直しているからです。見るものと書く場所を固定してしまえば、1回5分で終わります。


月曜の朝に、4つやるだけ
紙の手帳でも、スマホのメモでもかまいません。同じ場所に続けて残ることのほうが大事です。
- 期間を過去30日間にそろえる。
開いた直後は前回の設定が残っていないことがあるので、毎回ここから始めます。 - 3つの数字を上から書き写す。
届いた人、プロフィールに来た人、行き先を押した人。この順番で縦に並べます。 - 落ち方がいちばん急なところに印をつける。
上から下へ数がどう減るかを見て、段差が大きい1か所だけ丸で囲みます。 - 今週直すのは、その1か所だけにする。
3つ同時に手を入れると、翌月にどれが効いたのか分からなくなります。
先週の数字とは比べない
前の週と見比べたくなりますが、投稿した本数も中身も違うので、増えた減ったの理由までは分かりません。見るのは、同じ週の中での上から下への落ち方です。
直した結果が数字に出るまでには、だいたい4週かかります。期間を30日間にそろえてあれば、4回書き写したところで前の形は入れ替わっているので、そこで見比べます。
この5分がどうしても取れない時期もあります。数字を見る人を外に置く道もありますが、見る人が変わると判断の基準も変わるので、SNS運用代行のデメリットに、任せたときに実際に起きることを先に書いてあります。
毎週できなくても大丈夫です。月に1回でも、同じ形で残っていれば並べて見られます。飛ばした週があっても、そこは気にしなくていいと思います。
よく聞かれる3つのこと
3つに絞ると、たいてい「あれは見なくていいのか」と聞かれます。見なくていい理由と、見る日が来る条件を書いておきます。
「上位の投稿」は、見なくていいのですか
いまは見ません。上位の投稿は、よく届いた順に並んだ一覧で、届いた先でプロフィールまで来たかどうかは分かりません。3つの数字を並べて、止まっている場所が「届いていない」だと決まったときに、初めてどんな投稿が届いたのかを見に行きます。順番が逆になると、届いたけれど問い合わせにつながらない投稿を増やすことになります。
フォロワーの増減は、見なくていいのですか
記録からは外して大丈夫です。フォロワーが増えた週に問い合わせが増えるかというと、そうなっていないアカウントのほうが多いからです。減った週に投稿を変えると、判断がその週の気分に引っ張られます。見る日が来るとすれば、3つの数字がそろって上がり始めたあとで、その頃には見なくても増えています。
ストーリーズの数字は、どう扱えばいいですか
投稿の記録には混ぜません。ストーリーズを見るのは、すでにフォローしている人がほとんどなので、「届いた人」の数に足すと、止まっている場所を見誤ります。記録はフィードの投稿だけで作ります。ストーリーズは数字を見る対象というより、相談を受けていると伝える場所として使うほうが、問い合わせには近づきます。
まとめ
- インサイトは、プロフェッショナルダッシュボードから開く
- 期間は過去30日間に決めて、毎回そろえる
- 見るのは、届いた人・プロフィールに来た人・行き先を押した人の3つ
- 1つめはアカウント側、2つめと3つめは投稿ごとのインサイトにある
- 閲覧者は人の数、閲覧数は回数。使うのは人の数
- いいね・保存・フォロワー数は、記録からいったん外す
- 週に1回書き写し、落ち方が急な1か所だけを直す
3つに絞ってしまえば、インサイトの画面は5分で読み終わります。当社のSNS運用顧問では、いまの数字を一緒に見ながら、今週直す1か所を決めるところからお引き受けしています。
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