個人事業主のインスタプロフィール|何の人かを1行目で伝える

個人事業主のインスタプロフィール|何の人かを最初に伝える、最後は次の一歩で終える

寝る前にインスタを眺めていて、誰かのプロフィールを開き、すぐに閉じたことはありませんか。名前の欄にはお店の名前だけ、自己紹介には「毎日をていねいに」という一文と絵文字があるだけで、何をしてくれる人なのかが分からないまま、次のアカウントへ移る。あなたのプロフィールも、はじめて来た人には同じように見えているかもしれません。

個人事業主のインスタのプロフィールは、はじめて来た人が「この人に頼めるか」を決める場所です。書き方の要は、名前の欄で何の人かを伝え、自己紹介の150文字を「誰の、どんな困りごとに」「どんな人が」「次にどうすれば」の順に使うことです。この記事では、その順番と、書き直す前と後の例、書いたあとの確かめ方を順に書きます。

ご相談でアカウントを拝見すると、投稿には専門のことがしっかり書いてあるのに、プロフィールだけは開業した日に書いたままという方がよくいらっしゃいます。投稿を見て来た人が、最後に確かめるのがこの数行です。

目次

はじめて来た人は、プロフィールで3つを確かめる

はじめて来た人は、プロフィールで3つを確かめる

投稿やハッシュタグ、検索からあなたを見つけた人は、プロフィールを開いて、ほんの数秒のうちにこの人は何をしている人か、自分が頼んでも大丈夫そうな人か、頼むなら次にどうすればいいか、という3つのことを確かめます。どれか1つでも分からないと、フォローも問い合わせもしないまま戻っていきます。

アイコンと名前の欄は、読まれる前に目に入る

プロフィールを開いていちばん先に目に入るのは、丸いアイコンと、太い字で出る名前の欄で、検索の結果にもこの2つは並んで表示されます。アイコンは、顔の分かる写真か、仕事をしている手元の写真にすると、会ったことのない人でも中身を想像しやすくなります。お店のロゴだけのアイコンは、すでにお店を知っている人には伝わりますが、はじめての人には何のお店かまでは伝わりません。

自己紹介は、上から順に3つの問いに答える

名前の下の自己紹介は150文字まで書けるので、この150文字を、3つの問いに上から順に答える場所として使います。1行目で「誰の、どんな困りごとを手伝っているか」、次に「どんな人がやっているか」、最後に「次にどうすればいいか」です。この順番にしておくと、途中で読むのをやめた人にも、いちばん大事なことだけは届きます。

来た人の3つの問いと答える場所。何をしている人かには名前の欄と1行目で、誰のどんな困りごとを手伝うかを書く。頼んで大丈夫かには自己紹介の2行目で、確かめられる事実を1つか2つ書く。次にどうするかには最後の行とリンクで、押す場所を1つだけ書く
図1:来た人の3つの問いと、答える場所

150文字は、この順番で使う

150文字は、この順番で使う

ここからは、名前の欄と自己紹介を上から順に書いていきます。書く前に、自分が誰のどんな困りごとに答えるのかを一文で決めておくと、迷わずに書けます。その一文の決め方はインスタのコンセプト例にまとめました。

名前の欄には、探される言葉を添える

名前の欄には、屋号やお名前に加えて、仕事の中身が分かる言葉を短く添えます。「山田|はじめて人を雇う会社の社労士」「Hana|〇〇駅の自宅ネイル」のような形です。インスタは、検索の結果を出すときに名前や自己紹介に入っている言葉を手がかりにしています。仕事の中身や地域の言葉を入れておくと、あなたの仕事を探している人に見つけてもらう入口にもなります。名前の欄はあとから何度も変えるものではないので、いまのお客さまにいちばん伝えたい言葉を1つだけ選んでください。

1行目は、誰の、どんな困りごとか

自己紹介の1行目は、プロフィールを開いた人が最初に読む場所なので、ここには肩書きより先に、誰のどんな困りごとを手伝っているかを書きます。「社会保険労務士」とだけ書くより、「はじめて従業員を雇う小さな会社の、手続きと就業規則を手伝っています」と書いたほうが、読んだ人は自分に関係があるかどうかをすぐに見分けられます。

2行目は、確かめられる事実を1つか2つ

2行目には、どんな人がやっているのかを書きます。資格、開業からの年数、よく受けている相談の分野など、相手があとで確かめられる事実を1つか2つ選びます。確かめられる事実が1つあると、読んだ人はそれを手がかりに安心できます。ホームページや口コミと言っていることがそろっていれば、見比べた人も迷いません。

最後の行は、押す場所を1つだけ

最後の行には、次にしてほしいことを1つだけ書き、その下のリンクへつなげます。「初回のご相談は下のリンクから」のように、押す場所と、押すと何ができるかをそろえて書きます。リンクの先を公式LINEにするときの表示名と添える一行は、インスタに公式LINEを貼る方法で詳しく書いています。

スマホのプロフィール画面の例。名前の欄は名前と仕事の中身、1行目は誰のどんな困りごとか、2行目は確かめられる事実、最後の行は押す場所を1つだけ
図2:自己紹介は、上から順にこう使う

迷ったら、1行目だけ読んで帰った人にも、何の人かが伝わるかで考えてください。2行目から下は、1行目を信じてもらうための材料です。

書き直す前と後を、2つの例で比べる

書き直す前と後を、2つの例で比べる

ここまでの順番で書き直すとどう変わるかを、2つの例で見てみます。どちらも、よく見かける形をもとにした架空の例です。

士業の例:資格は分かるが、何を頼めるかが見えない

書き直す前は、名前の欄が「山田太郎」、自己紹介が「〇〇事務所 代表/社会保険労務士/週末はキャンプ/日々のことを発信しています」で、どんな資格を持っている人かは分かりますが、誰の、どんな相談に乗ってくれるのかが見えません。

書き直したあとは、名前の欄を「山田|はじめて人を雇う会社の社労士」にして、自己紹介を「はじめて従業員を雇う小さな会社の、手続きと就業規則を手伝っています/社会保険労務士・開業〇年/初回のご相談は下のリンクから」としました。キャンプの話は、投稿の中で人柄として出せば十分に伝わります。

サロンの例:雰囲気は伝わるが、予約の入口が分からない

書き直す前は、名前の欄が「Hana」、自己紹介が「毎日にときめきを/nail/ご予約はDM・LINE・ホームページから」で、雰囲気は伝わりますが、どんな人に向けたお店なのか、どこから予約すればいいのかが分かりません。

書き直したあとは、名前の欄を「Hana|〇〇駅の自宅ネイル」にして、自己紹介を「爪が薄くてジェルが続かない方のための、自宅ネイルサロン/〇〇駅から歩いて通える完全予約制/空いている日の確認とご予約は下のリンクから」としました。予約の受け口も、リンクの1つにまとめています。リンクの先は、ホームページのトップではなく、日時を選ぶページへ直接つなぎます。投稿の最後からプロフィール、予約先までを同じ言葉でつなぐ方法は、インスタの予約導線で順に書いています。

士業の書き直しの例。名前の欄は山田太郎から山田|はじめて人を雇う会社の社労士へ。1行目は事務所名と資格から、はじめて人を雇う会社の手続きを手伝うへ。最後の行は日々のことを発信していますから、初回のご相談は下のリンクからへ
図3:書き直す前と後(士業の例)

書き直すときに、ずれやすい3つ

  • 肩書きや屋号だけで終わっていると、あなたを知っている人には伝わっても、はじめて来た人には何を頼めるのかが分かりません。
  • 思いや理念を1行目に置いている場合は、大切にしていることを投稿の中で場面と一緒に伝えるほうが届くので、1行目は、読んだ人が「自分のことだ」と思える言葉に使います。
  • 行き先がDM、公式LINE、ホームページ、電話といくつも並んでいると、どれを押せばいいかを相手に選ばせることになります。受け口を1つに決めて、ほかは聞かれたときに案内すれば足ります。

開業したころのプロフィールが残っているのは、それだけ目の前の仕事に打ちこんできたということです。いまの仕事を、いまのお客さまの言葉で書き直せば十分です。

書いたら、はじめて見る人の目で確かめる

書いたら、はじめて見る人の目で確かめる

自分で書いたプロフィールは、どうしても分かったつもりで読んでしまいます。書き終えたら、あなたの仕事をよく知らない家族や友人に、スマホの画面を数秒だけ見せて、次の3つを聞いてみてください。

  1. 何をしている人に見えたかを聞きます。返ってきた答えが、1行目に書いたことと同じなら通じています。
  2. どんな人に向けたものに見えたかを聞きます。「誰でも」と返ってきたら、1行目の「誰の」がまだ広すぎます。
  3. 頼みたくなったら、どこを押すと思うかを聞きます。指がすぐにリンクへ向かえば、最後の行は役目を果たしています。

答えがずれたところが次に直す場所で、メニューや受け口を変えた日にも、同じ3つで見直してください。

書ききれないことは、すぐ下のハイライトへ

料金や申し込みの流れまで150文字に詰めこむと、1行目がかすんでしまいます。自己紹介で伝えきれないことは、すぐ下のハイライトに置いておき、並べ方はインスタのハイライトで集客するに書きました。どんな人が、どう手伝うのかを画像でまとめて見せたいときは、自己紹介の投稿を1本作って、投稿の一覧の一番上に固定しておきます。作り方はインスタの自己紹介投稿に書きました。プロフィールは、見つけてもらったあとに相談を決めてもらう場所です。見つけてもらうところから相談が届くまでの全体の流れは、個人のSNS集客にまとめています。

FREE DOWNLOAD

資料「数字で読む SNS集客 2026」の表紙

数字で読む SNS集客 2026

店舗が今年、どこから手を付けるか(全25ページ・PDF)

  • 広告費とSNS利用率の変化を、官公庁などの一次データで確かめられる
  • 12問の診断で、自分の店の発信・導線・継続のどこが弱いかが分かる
  • SNS→LINE→予約の導線図と、最初の90日の進め方が手に入る
資料をダウンロードする(無料)

1行目だけ読んだ人にも、何の人かが伝わるように

はじめて来た人は、プロフィールで何の人か・頼んで大丈夫か・次にどうするかを確かめます。名前の欄には名前と一緒に仕事の中身が分かる言葉を添え、自己紹介の1行目には誰のどんな困りごとを手伝うかを書きます。

2行目には確かめられる事実を1つか2つ置き、最後の行は押す場所を1つだけにします。書いたら、仕事を知らない人に数秒見せて、3つの問いに答えてもらってください。

あなたのプロフィールを、はじめて来た人の目で一緒に読み直したいときは、SNS運用顧問でお引き受けしています。いまのプロフィールを見せていただければ、1行目に何を書くとよいかから一緒に決めていきます。

プロフィールの1行目を、一緒に決めませんか

いまのプロフィールを画面で見せていただければ、はじめて来た人の目で上から読み、どこで分からなくなるかをその場でお伝えします。無料集客診断では、次の4週でやることを1つに絞って持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。

50分・オンライン。費用はかかりません。

よろしければシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次