教室のインスタ集客|保護者が確かめる4つを先に見せる

教室のインスタ集客|保護者が確かめることを先に見せる

夜10時、生徒の練習ノートに丸をつけ終えて、スマホで「インスタ 教室 集客」と調べている。枚方の自宅でピアノ教室を開いて6年、新しい生徒はほとんどが保護者どうしの口コミから来てくれて、インスタにも発表会の写真や季節の飾りを1年ほど載せてきました。それなのに、インスタを見て体験レッスンを申し込んでくれた人は、思い返してもほとんどいない。口コミで名前を聞いた人がアカウントを見てくれてはいるはずなのに、その先へ進んでもらえていない気がしている。

教室のインスタで先に整えたいのは、通わせるかどうかを決める保護者が、申し込む前に確かめに来ることへの答えです。この記事では、保護者が確かめたいことを、先生がどんな人か、レッスンで何をするか、曜日や月謝や場所で通えるか、体験はどう申し込むか、の4つに分けて考えます。ピアノ教室を例に、生徒の顔を出さずにレッスンの様子を伝える撮り方と、4つをプロフィールと固定の3件に分けて置く方法、体験レッスンの案内の言葉までを見ていきます。

書いているのは、個人事業主のインスタの顧問と運用代行をお引き受けしている会社です。

口コミで生徒さんが来てくれる教室は、それだけ保護者の方に信頼されているということです。インスタでは、その信頼を、まだ会ったことのない保護者の方にも見える形にしていきます。

目次

教室のインスタを見に来るのは、通わせるかを決める保護者

教室のインスタを見に来るのは、通わせるかを決める保護者

子ども向けの教室の場合、インスタを開いて読むのは、習うお子さんより、通わせるかを決める保護者のほうです。公園や学校の行事で「近くにいいピアノの先生がいるよ」と聞いた人が、その夜に教室の名前で検索してアカウントを開き、何枚か見て、体験を申し込むかどうかを考える。この記事では、そんな保護者がアカウントを開いた場面を思い浮かべながら書いていきます。発表会の華やかな写真は、すでに通っている家庭にはうれしい記録になりますが、はじめて見る保護者にとっては、自分の子がこの教室で何をするのかが分かりにくいことがあります。

はじめて見る保護者が確かめたいことは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。先生はどんな人で、子どもにどう接してくれそうか。レッスンでは何をして、うちの子に合いそうか。曜日と月謝と場所が、家の予定とお財布で続けられる範囲か。そして体験はどこから、どう申し込めばいいか。手元のメモに4つを書き、いまのアカウントのプロフィールと上から9枚ほどの投稿を、教室を知らない保護者の目で読みながら、それぞれに答えている投稿があるかを丸で囲んでみてください。

保護者が教室のインスタで確かめる4つ。先生はどんな人か、レッスンで何をするか、曜日・月謝・場所で通えるか、体験はどう申し込むか
図1:保護者は、この4つを確かめに来る

読むときは、プロフィールの1行目から上の数枚までで、何の教室か、どこにあるか、どう申し込めばいいかが読み取れるかを先に見て、そのあとで4つのうちいくつに答えがあるかを数えると、足りないものが見えてきます。丸が付かなかったものが、これから作る投稿の候補になります。

大人向けの教室なら、確かめるのは習う本人

大人向けのヨガや書道、料理の教室なら、インスタを読んで決めるのは習う本人です。それでも確かめたい4つはほとんど変わらず、「子どもにどう接してくれるか」が「はじめてでも置いていかれないか」に、「家の予定」が「仕事帰りに間に合うか」に入れ替わるくらいの違いです。この記事の例はピアノ教室ですが、自分の教室の言葉に置き換えながら読んでみてください。

レッスンの様子は、生徒の顔を出さずに伝える

レッスンの様子は、生徒の顔を出さずに伝える

4つの中でいちばん写真にしにくいのが、レッスンの様子です。生徒の多くは子どもで、顔が写った写真は載せにくく、だからといって教室の部屋や楽器だけを並べると、どこの教室でも同じに見えてしまいます。そこで、顔の代わりに手元と道具を写します。鍵盤の上で指の形を直している手、先生が花丸をつけた楽譜、レッスンが始まる前に用意した部屋、発表会で舞台に向かう後ろ姿のように、レッスンの中にある場面を、顔が入らない角度で切り取ります。

顔を写さずにレッスンの様子が伝わる4つの場面。鍵盤の上の手元、丸をつけた楽譜、レッスン前の部屋、発表会の後ろ姿。載せる前に保護者の了解を取る
図2:顔を写さなくても、様子は伝わる

写真に添える文章では、その場面で先生が何をしているかを書きます。「指が寝てしまう子には、まずお餅をつかむような形を一緒に作ってから弾いてもらいます」のような一文があると、保護者は自分の子がレッスンを受けている様子を思い浮かべやすくなり、写真だけでは伝わらない先生の人柄も、言葉づかいから伝わります。

手元や後ろ姿でも、載せる前に保護者の了解を取る

顔が写っていなくても、名前入りの楽譜や、見覚えのある服、発表会の会場で、どの子か分かってしまうことがあります。生徒が写る写真は、手元や後ろ姿でも、載せる前に保護者に見せて、載せてよいか、どこに載せるかを聞いておきます。入会のときにお渡しする案内に、写真を載せることがあるかと、断ってもレッスンには関わらないことを一行書いておくと、毎回の確認も切り出しやすくなります。

保護者からいただいた感想を載せるときも、同じように了解を取ってから載せます。感想は「通わせる前に迷っていたこと」「決めた理由」「通ってみてどう変わったか」の3つで聞くと、これから申し込む保護者が自分を重ねやすい声になります。お願いする一言のタイミングや、名前の出し方・載せる場所・あとから取り下げられることの了解の取り方は、インスタのお客様の声に例と一緒に載せています。

はじめての保護者の方が気にしているのは、わが子がその部屋でどんなふうに教わるかです。先生の手元の写真に教え方の一言を添えると、その様子を思い浮かべる手がかりになります。

4つの答えは、プロフィールと固定の3件に分けて置く

4つの答えは、プロフィールと固定の3件に分けて置く

保護者が申し込む前に確かめたいことの1つが、通い続けられるかどうかです。曜日の空き、月謝、教室の場所は、聞けば教えてもらえると分かっていても、問い合わせる前に分からないと、それだけで申し込みを先延ばしにする理由になります。プロフィールには、何の教室か、誰向けか、どのあたりにあるかを書いておきます。たとえば「自宅ピアノ教室(枚方市・〇〇駅から歩いて10分)。年長さん〜小学生。体験レッスンは下のリンクから」のように、何の教室か・誰向けか・どのあたりかがひと目で読み取れれば十分です。

自宅で開いている教室なら、インスタに書くのは町名や最寄りの駅までにしておき、番地は体験の申し込みをいただいたあとにお伝えするようにすると、知らない人に家の場所を知られる心配が減ります。月謝は、回数と金額と、入会金や教材費のような別にかかるお金を一緒に書いておくと、あとから「思っていたより高かった」と言われることを減らせます。

固定の3件に、先生・レッスン・通える条件を置く

インスタでは、フィードの投稿かリール動画を最大3件まで、プロフィールの投稿一覧のいちばん上に固定できます。固定したい投稿を開いて、右上の「・・・」から「プロフィールに固定」を選ぶと、投稿の右上にピンのマークが付きます(Meta「Instagram、お気に入りの投稿をプロフィールのトップに固定できる新機能を導入」2022年6月)。この3件の枠に、保護者が確かめる4つを分けて置きます。1件目は先生の紹介、2件目はレッスンの様子、3件目は通える条件と体験の案内です。

プロフィールに固定する3件。1件目は先生の紹介、2件目はレッスンの様子、3件目は通える条件と体験の案内。空いている曜日はストーリーズで知らせる
図3:プロフィールに固定する3件

先生の紹介には、ピアノを始めたきっかけや、教室で大事にしていることを、子どもへの接し方が分かる言葉で書きます。3件目の通える条件は、曜日ごとのレッスンの時間、月謝、体験レッスンの長さと料金と持ち物を1枚の画像にまとめます。キャプションの最後には申し込み先と、申し込むときに送ってほしいこと(お子さんの学年と、希望の曜日や時間)を書いておくと、ここまで読んだ保護者がそのまま次へ進めます。

空いている曜日のように変わりやすいことは、固定の投稿には書かず、ストーリーズで知らせます。ストーリーズは、フォロワーのフィードのいちばん上にプロフィール写真が一列に並ぶ形で表示されるので(Instagramヘルプセンター「Instagramストーリーズが表示される場所」)、すでにアカウントをフォローしている保護者の目に入りやすくなります。気になってフォローしたまま、申し込むきっかけを待っている人に「火曜の4時半に1枠空きました」と届けるのに向いていて、近況・問いかけ・案内の3つの載せ方と、答えてくれた人への返し方はインスタのストーリーズで集客するにまとめています。ストーリーズに載せた写真や動画は、ハイライトに追加しない限り24時間で消えるので(Instagramヘルプセンター「Instagramストーリーズが表示される期間」)、空き枠の案内はハイライトにも「空き枠」としてまとめておき、埋まった枠は外しておくと、あとから来た保護者もプロフィールから確かめられます。

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体験レッスンの申し込み先を1つに決めて、来週3本出す

体験レッスンの申し込み先を1つに決めて、来週3本出す

4つ目の「体験はどう申し込むか」は、申し込み先を1つに決めるところから始めます。インスタのDM、公式LINE、教室のホームページのフォームと行き先がいくつも並んでいると、保護者はどれを押せばいいかで迷います。いまの生徒の保護者と連絡を取り合っている方法が公式LINEなら、体験の申し込みも公式LINEにそろえ、プロフィールのリンク、固定の3件目、投稿の最後の一文で、同じ「体験レッスンの申し込み」という言葉を使います。予約を受ける場所を1つに決めて、投稿・プロフィール・申し込み先の3か所で言葉をそろえる手順と、自分のスマホで一度申し込んでみて止まる場所を見つける方法は、インスタの予約導線で順に書きました。

そのうえで、来週の投稿は3本と決めて、固定の3件をそのまま作ってしまいます。月曜に先生の紹介、水曜にレッスンの様子、金曜に通える条件と体験の案内を出し、出したらその3本をプロフィールに固定します。それぞれの最後には、決めた申し込み先に合わせた同じ一文(公式LINEやフォームなら「体験レッスンはプロフィールのリンクから申し込めます」)を、毎回添えます。いまある発表会や季節の飾りの写真は消さずに、固定の3件の下に残しておけば、通っている家庭の楽しみも、教室の雰囲気を伝える材料も、そのまま使えます。

この1年の投稿は、無駄にはなっていません。固定の3件で入り口を整えたあとも、これまでの発表会や季節の写真は、その下で教室の毎日を伝える材料として残せます。

自分の教室の4つのうち、どれから足すと早いかを一緒に決めたいときは、SNS運用顧問でもお引き受けしています。いまのプロフィールと投稿を見せていただきながら、はじめて来た保護者の目で上から読み、固定の3件に何を置くかを一緒に考えます。

保護者の目で、
プロフィールを一緒に読みませんか

いまのプロフィールと投稿を画面で見せていただければ、はじめて来た保護者のつもりで上から読み、4つのうち足りないものと、固定の3件に置くものをその場で一緒に決めます。無料集客診断では、次の4週でやることを1つに絞って持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。

50分・オンライン。費用はかかりません。

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この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

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