インスタの告知投稿|1回で終わらせず、役目を分けて3回出す

インスタの告知投稿|役目を分けて出す、困りごとから書きはじめる

来月はじめて開く相談会の告知をインスタに1本出して3日、いいねは十数件ついたのに、申し込みフォームを開くと0件のままです。もう一度出すと「しつこい」と思われそうで、次の手が打てずにいる。夜、仕事を終えてから「インスタ 告知 投稿」と打ったのは、そんなときではないでしょうか。

先に答えを書くと、告知は1回で終わらせず、役目を分けて3回出します。1回目は日時を知らせ、2回目は当日の中身を見せ、3回目は締め切りを伝えるという分け方で、1本目は「開催します」より先に、来てほしい人の困りごとから書きはじめます。この記事を読み終えるころには、次の告知をいつ、何を書いて出すかが決まり、1本目の書き出しまで手元に残ります。

相談会や体験会、新しいメニュー、空いた予約枠と、一人で仕事をしていると告知の場面は意外と多くあるので、毎回ゼロから悩まずに済むよう、型にしておくのがこの記事のねらいです。

目次

告知投稿が、1回で流れてしまう理由

告知投稿が、1回で流れてしまう理由

告知が届かない理由は、内容の良し悪しより手前の、インスタの仕組みと、読む人の頭の中の2つにあります。

フォローしている人にも、全員には届いていない

フィードには、その人がふだんよく見る相手や、関心の近い投稿が先に出やすくなっています。フォロワーが300人いても1本の告知を目にするのはその一部で、しかも、その日に見た人の多くは、指で流しながら数秒で通り過ぎます。1回出しただけでは、告知があったこと自体を知らない人のほうが多いと考えておくと、2回目を出すことへのためらいが減ります。

「開催します」から始まると、自分の話に聞こえない

告知の1枚目に「相続の相談会を開きます」「新メニューのお知らせ」と大きく書くと、読む人は「自分に関係あるかどうか」をまだ判断できないので、そのまま流してしまいます。目を止めてもらうには、来てほしい人がいま抱えている困りごとを、その人の言葉で先に置きます。

告知の1枚目の書き出しの比べ方。会の名前から始めると、自分に関係あるかまだ分からない。困りごとから始めると、自分のことだと思って続きを読む。日時より先に、困りごとを置く
図1:1枚目は、会の名前より困りごとから

告知の主役は、会の名前より来てほしい人の困りごとのほうで、日時や場所はそのあとに置けば読んでもらえます。ここだけ覚えて帰ってください。

1本目は、来てほしい人の困りごとから書く

1本目は、来てほしい人の困りごとから書く

1本目の告知に入れることは6つで、読む人が知りたくなる順番に上から並べます。カルーセル(複数枚の投稿)なら1枚に1つずつ、1枚の画像で出すなら画像に上の2つ、本文に残りを書きます。

  1. 誰の、どんな困りごとのための会かを、「親の家をどうするか、兄弟で話がまとまらない方へ」のように、その人が家で口にしている言葉で書きます。
  2. 来た人が何を持ち帰れるかは、「自分の家の場合、まず誰と何を話せばいいかが分かります」のように、会の中身の説明より、終わったときの状態で書きます。
  3. 日時は、開始の時刻に「60分」「お昼をはさまない」などのかかる時間を添えて、予定に入れられるかがすぐ分かるようにします。
  4. 場所は、会場ならおおよその場所と駐車場の有無、オンラインなら使う道具と、顔を出さなくてよいかを書きます。
  5. 料金と人数は、無料か有料か、何人までかを書き、少人数なら、それ自体が安心材料になります。
  6. 申し込み先は1つだけ書き、いつまでに申し込めばよいかという締め切りを添えます。
告知に入れる6つ。誰の困りごとか、持ち帰れること、日時とかかる時間、場所、料金と人数、申し込み先と締め切り。読む人が知りたくなる順に並べる
図2:告知に入れる6つと、その順番

新しいメニューや空いた枠の告知も、同じ順番でいい

サロンの新しいメニューなら「夕方になると肩まわりが重い方へ」から入り、どんな時間を過ごせるか、所要時間、料金、予約先の順に書きます。急に空いた予約枠のお知らせも、「今週、平日の夜しか動けない方へ」のように、誰にとって都合のよい枠かを先に書くと、ただの空き情報より目に留まります。

申し込み先は1つにして、同じ言葉でつなぐ

フォームとDMと電話を並べると、読む人はどれを使えばよいか迷い、迷った分だけ後回しにします。申し込み先は1つに決め、告知に書いた会の名前と、申し込みページの見出しの言葉をそろえておきます。出す前に自分のスマホで告知からたどり、申し込みの最後の画面まで進めるかを一度確かめておくと安心です。予約先の決め方と、3か所で言葉をそろえる手順はインスタの予約導線に詳しく書いています。

同じ告知を、役目を変えて3回出す

同じ告知を、役目を変えて3回出す

同じ文面を3回貼ると、たしかに「しつこい」と感じられるので、3回とも役目と中身を変え、どの回も最後は同じ申し込み先で終えます。

  1. 2〜3週間前の1回目は知らせる回で、上の6つを入れた本番の告知です。プロフィールに固定しておくと、あとから来た人も見つけられます。
  2. 1週間前の2回目は中身を見せる回で、当日に話すことのうち1つを、先に少しだけ見せます。ふだんの仕事でよく受ける質問を1つ取り上げ、答えの入り口だけを書くと、来る人が自分の場合に重ねて読めます。
  3. 2〜3日前の3回目は背中を押す回で、締め切りと残りの人数を伝えます。迷っている人は、締め切りが見えてはじめて動くことが多いからです。
告知を3回に分けて出す流れ。1回目は2〜3週間前に知らせる、2回目は1週間前に中身を見せる、3回目は2〜3日前に締め切りと残りの人数で背中を押す。あいだはストーリーズでつなぎ、どの回も最後は同じ申し込み先で終える
図3:同じ告知を、役目を変えて3回

あいだは、ストーリーズでつなぐ

3回の投稿のあいだは、すでにあなたをフォローしている関心の近い人が見ているストーリーズで、小さく思い出してもらいます。準備の様子を1枚、「当日聞いてみたいことはありますか」と問いかけを1枚、と近況や問いかけを混ぜると、案内ばかりが続いて売り込みに見えることを避けられます。ストーリーズの3つの使い分けと、1週間の並べ方はインスタのストーリーズで集客するにまとめています。

「何度も出すのは気が引ける」という方は多いのですが、役目が違えば、読む人には別の投稿に見えます。1回目を見逃した人にとっては、2回目が最初の告知になります。

終わったあとに、次の告知の材料を残す

終わったあとに、次の告知の材料を残す

会が終わったら、告知の片付けと次の回のための準備を少しだけしておくと、2回目の相談会の告知はずっと楽になります。

終わった告知は、固定とハイライトから外す

日付の過ぎた告知がプロフィールの上に残っていると、はじめて来た人は「いまは何を受けているのか」が分からなくなります。固定を外し、ハイライトに入れていたなら、外すか差し替えておきます。ハイライトは、はじめて来た人が確かめたい順に「はじめての方へ」「メニューと料金」「お客さまの声」「予約・相談の流れ」を左から並べておくのが基本で、季節ごとに古い告知や料金を見直します。並べ方と作る順番はインスタのハイライトで集客するに書きました。

報告の投稿を1本出し、出た質問を書き留める

終わってから数日のうちに、当日の様子を1本出します。参加した方の顔や名前は出さず、会場の写真と「こんな質問が出ました」を2〜3個添えるくらいで十分です。出た質問はメモに残しておくと次の回の2回目の告知(中身を見せる回)の材料になり、来られなかった人には「次はいつですか」と聞くきっかけにもなります。

申し込んだ人に、何を見て決めたかを聞く

当日、申し込んでくれた方に「どの投稿を見て申し込もうと思いましたか」と聞いておき、1回目か、2回目の中身か、3回目の締め切りかが分かると、次の告知でどの回に力を入れればよいかが見えてきます。

SNS集客は、誰に何を言うかを決める、投稿を作る、続ける、数字で測る、問い合わせにつなぐ、必要なら任せる、の6つを順に通って1件の相談になります。告知投稿は、このうち「投稿を作る」と「問い合わせにつなぐ」が重なる場所です。ステップごとの詳しい記事は、個人のSNS集客から案内しています。

1回目の告知で申し込みが0件のときは、まだ知らない人に届けている途中だと考えて、2回目の準備に進んでください。

FREE DOWNLOAD

資料「数字で読む SNS集客 2026」の表紙

数字で読む SNS集客 2026

店舗が今年、どこから手を付けるか(全25ページ・PDF)

  • 広告費とSNS利用率の変化を、官公庁などの一次データで確かめられる
  • 12問の診断で、自分の店の発信・導線・継続のどこが弱いかが分かる
  • SNS→LINE→予約の導線図と、最初の90日の進め方が手に入る
資料をダウンロードする(無料)

最初の節で、フォローしている人にも全員には届いていないと書いたのは、Instagram自身の説明にもとづいています。公式ブログ「Instagramのランキングを解説」(2023年5月)では、フィードの並び順を決める材料として、見る人がこれまでにした「いいね!」や保存、投稿者とのやり取りの履歴などが挙げられています。ふだんやり取りの少ないフォロワーには告知が届きにくいことがあるので、役目を変えて2回目、3回目を出しておくと見逃しを減らせます。この記事は、1人で仕事を受けている方のSNS運用顧問をお引き受けしている立場から書きました。

次の告知は、困りごとの一行から書きはじめる

告知は1回ではフォロワーの一部にしか届かないので、知らせる・中身を見せる・背中を押す、と役目を変えて3回出します。1本目は「開催します」より先に来てほしい人の困りごとを書き、持ち帰れること、日時、場所、料金と人数、申し込み先と締め切りを続けます。あいだはストーリーズでつなぎ、申し込み先は1つにそろえて、終わったら告知を外し、報告の投稿と出た質問を次の材料にしてください。

次に出す告知の文面を自分のアカウントで一緒に組み立てたいときは、SNS運用顧問でお引き受けしています。告知の前後の普段の投稿も含めて、どこに手をかけるかを一緒に決めていきます。

次の告知を、一緒に組み立てませんか

次に出したい告知の下書きや、これまでに出した告知を画面で見せていただければ、はじめて見る人の目で上から読み、1本目の書き出しと3回の出し方をその場で一緒に決めます。無料集客診断では、次の4週でやることを1つに絞って持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。

50分・オンライン。費用はかかりません。

よろしければシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次