整体院のインスタ集客|はじめての人の不安に先に答える

整体院のインスタ集客|行く前の不安に答える、何をされるか先に見せる

最後のお客さまを見送って、院の片付けを終えた夜にスマホでインスタを開くと、今日の投稿「デスクワークの肩に、1分でできるストレッチ」には、いつもより多く保存がついています。それなのに予約の連絡は来ていなくて、新しく来てくれるのは、紹介の方と、前を通りかかった方がほとんど。そんな1年を過ごしていないでしょうか。

整体院のインスタ集客で予約につながりやすいのは、体の知識を伝える投稿に加えて、はじめての人が予約の前に抱く3つの不安(何をされるのか、何回通うことになるのか、どんな人がやっているのか)に、先に答えておく投稿です。この記事では、3つの不安の中身、投稿の呼びかけの直し方、答える投稿の作り方、予約までの道の整え方を順に書きます。

整体院のアカウントを拝見すると、ストレッチや姿勢の投稿はとてもていねいです。それでも予約が増えないときは、「行ってみよう」と決めるための材料がまだ足りていないことが多いです。

目次

はじめての人は、予約の前に3つの不安を抱えている

はじめての人は、予約の前に3つの不安を抱えている

整体院は、はじめて行くときに、中で何が起きるのかを想像しにくい場所です。インスタであなたを見つけた人は、投稿をいくつか見てプロフィールを開き、次の3つの不安が消えるかどうかを確かめていて、消えないまま予約のボタンを押す人は多くありません。

何をされるのか

ボキボキと音を鳴らされるのか、痛くないのか、服は着替えるのか、何分くらいかかるのか。行ったことのない人ほどここで手が止まるので、ベッドの写真が1枚あっても、この問いにはまだ答えきれていません。

何回通うことになるのか

「一度行ったら、回数券を勧められるのでは」という心配も、相談の場でよく耳にします。まず1回だけ試してみたい人にとって、次に来るかどうかをどう決めるのかが分からないことは、予約をためらう大きな理由になります。

どんな人がやっているのか

体に触れられる仕事なので、施術する人の顔や話し方が分からないと不安が残ります。資格や経歴の一覧も大切ですが、そのうえで、はじめての人が確かめたいのは、どんな声で、どんなふうに話を聞いてくれる人かです。

はじめての人の3つの不安と、答える投稿の対応。何をされるのかには初回の流れを時間つきで、何回通うことになるのかには通う回数の決め方を先に、どんな人がやっているのかには施術する人を手元と声で見せる
図1:3つの不安と、答える投稿

予約の前に消したいのは、体の悩みより、整体院そのものへの不安です。体の悩みは、読んでいる本人がいちばんよく知っています。

症状の名前より、来る人の場面で呼びかける

症状の名前より、来る人の場面で呼びかける

整体院の投稿でよく見かけるのが、「腰痛・肩こりでお悩みの方へ」という呼びかけです。意味はよく伝わる一方で、同じ言葉は近くのどの院も使っていて、読む人が「自分のことだ」と思えるのは、症状の名前を見たときより、その症状が出ている場面を読んだときです。

たとえば「朝、靴下をはくときに腰をかばっている人へ」「夕方になると、パソコンの前で肩が上がってくる人へ」と場面で書くと、読む人は自分の一日を思い浮かべます。駅の近くの院なら「一日座りっぱなしで、帰りの電車で腰が気になる人へ」のように、近くで働く人の一日に寄せることもできます。

効果を言い切らず、施術でやることを見せる

回数や効果を言い切る書き方には、読む人の側も身構えます。体の状態は人によって違い、はじめての人もそのことを知っているからです。言い切る代わりに、施術で何をするのか、何を確かめてから進めるのかを見せてください。「まず、どの動きでつらくなるかを一緒に確かめます」という一文のほうが、読む人は院の中の様子を思い描けます。

ストレッチの投稿は、院への橋渡しで終える

セルフケアの投稿は保存されやすく、続けてよい投稿です。ただ、家でできることだけで終わると、「家でやれば十分」と受け取られることもあります。最後の前の1枚に「院では、どの動きでつらくなるかを確かめてから施術します」のような一文を足し、最後の1枚で予約の場所を示すと、知識の投稿が院への入口になります。

ストレッチの投稿を直す前と後。1枚目は腰痛・肩こりでお悩みの方へから、夕方、肩が上がってくる人へ。最後の前はストレッチの説明で終わるところに、院では動きを確かめてから施術すると足す。最後の1枚はご予約お待ちしていますから、はじめての方はプロフィールからへ
図2:ストレッチの投稿を、院への入口にする

これまでのストレッチの投稿を消す必要はありません。1年分の投稿は、最初と最後の言葉を少し足すだけで、院への入口に変わります。

3つの不安に答える投稿を、1本ずつ作る

3つの不安に答える投稿を、1本ずつ作る

3つの不安への答えは、それぞれ1本の投稿にまとめておくと、プロフィールに固定したり、DMで聞かれたときに案内したりできます。ふだんの投稿に加えて月に1本ずつ作れば、3か月でそろいます。

  1. 初回の流れを、時間つきで見せます。受付、話を聞く時間、体の動きを見る時間、施術、終わったあとの説明のそれぞれが何分くらいかを順に並べ、着替えが要るかどうかも書きます。写真は、ベッドや手元を同じ角度で撮れば、お客さまの顔を出さずに作れます。
  2. 通う回数の決め方を、先に書きます。何回で楽になるかは人によって違うので書けなくても、次に来るかどうかをどう決めるかは書けるので、「1回目のあとに体の様子をうかがって、次の予定は一緒に決めます」のように、決め方をそのまま言葉にします。回数券を希望された方にだけ案内しているなら、それも書いておきます。
  3. 施術する人を、手元と声で見せます。顔を出すのに抵抗があれば、施術中の手元と、話を聞いているときの声だけでもかまいません。リールで「はじめての方に最初にお聞きすること」を30秒ほど話すと、話し方や人柄がそのまま伝わります。

3本ができたら、プロフィールの一番上に固定しておきます。固定の手順と3つの枠の分け方は、インスタの自己紹介投稿に書きました。自宅の一室で院を開いている場合は、住所や生活感の出し方にも気を配ります。そちらは自宅サロンのインスタ集客にまとめています。習い事の教室のように、申し込みを決めるのが保護者になる業種では、固定する3件に先生の紹介、レッスンの様子、通える条件と体験の案内を置きます。その分け方は教室のインスタ集客にまとめています。

予約までを1本の道にして、2つの数字を見る

予約までを1本の道にして、2つの数字を見る

答える投稿を読んで「行ってみよう」と思った人が、その先で迷わないようにします。予約を受ける場所を1つに決め、投稿とプロフィールと予約ページで同じメニューの名前を使うやり方は、インスタの予約導線で詳しく書いているので、ここでは整体院で特に抜けやすい2つだけ書きます。

プロフィールの1行目に、場所と「誰のための院か」

「〇〇駅から歩いて5分。デスクワークの肩と腰をみる整体院」のように、場所と、来てほしい人を1行にまとめます。はじめての人は、通える距離かどうかを最初に確かめるからです。予約の場所を示すボタンやリンクは1つにして、押すと何ができるか(空いている日が見られる、など)を添えます。

予約までの流れ。投稿は場面で呼びかける、答える3本はプロフィールに固定、プロフィールは場所と誰のための院か、予約は受ける場所を1つだけ。月に1回見る数字はプロフィールへのアクセスとリンクのタップ
図3:予約までの道と、見る数字

プロフィールへのアクセスと、リンクのタップを見る

インサイトでは、プロフィールへのアクセスと、リンクのタップの2つを月に1回見ます。プロフィールには人が来ているのにリンクがあまり押されていなければ、止まっているのは予約の手前です。答える投稿を固定した月と、その次の月で、この2つがどう動いたかを並べてみてください。見つけてもらうところから相談が届くまでの全体の流れは、個人のSNS集客にまとめています。

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ここまでの3つの不安は、SNS運用顧問として、地域で一人で院やお店を開いている方のアカウントを一緒に見てきたなかで、はじめてのお客さまが予約の前に何を気にしていたかを並べました。体の状態や施術の効果についての話ではないので、症状や回数の言い切りはこの記事でもしていません。投稿で効果を書くときの線引きに迷ったら、言い切る前に一度ご相談ください。

予約の手前にある3つの不安に、投稿で先に答えておく

はじめての人は、何をされるのか、何回通うのか、どんな人かという3つの不安を抱えたまま予約の前で止まっているので、この3つに投稿で先に答えておきます。呼びかけは症状の名前よりその症状が出る場面で書き、効果は言い切らずに施術でやることを見せて、ストレッチの投稿は院への橋渡しの一文で終えます。予約の場所は1つにして、プロフィールへのアクセスとリンクのタップを見てください。

3つの不安のうち、自分の院ではどれがいちばん残っているかを一緒に確かめたいときは、SNS運用顧問でお引き受けしています。いまの投稿とプロフィールを見せていただき、どの答えから作るかを一緒に決めていきます。

はじめての人の目で、見てみませんか

いまのプロフィールと投稿の一覧を画面で見せていただければ、はじめて整体院を探している人の目で上から読み、どこで不安が残るかをその場でお伝えします。無料集客診断では、次の4週でやることを1つに絞って持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。

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この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

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