公式LINEがブロックされる理由|個人事業主の配信で起きること

公式LINEがブロックされる理由|個人事業主の配信で起きること

公式LINEで配信するたびに、友だちが1人、2人と減っていく。管理画面で「ブロック」の数字を見つけたものの、何がいけなかったのか分からず、次の配信をためらっている。SNSを3日に1回続けて、やっと登録してくれた人たちなので、減るのはこたえます。

先に答えを書きます。公式LINEがブロックされる理由は、ブロックが起きた場面を見ると絞り込めます。登録してすぐなのか、ある1通を送った直後なのか、何通か続いたあとなのか。場面ごとに、直す場所が変わります。

この記事では、管理画面でその場面を見つける手順と、ブロックが出た日の1通を読み直す4つの質問を順に書きます。読み終えたら、次の配信の前に直す1か所が決まります。

ブロック率の目安や対策の一覧は、ほかの記事にたくさん出ています。ここでは、友だちが数十人から数百人の個人のアカウントで、自分の配信のどこで起きているかを見つけることに絞ります。

LINE集客の全体の流れは、次の記事にまとめています。

目次

ブロックの理由は、起きる場面で3つに分かれる

ブロックが起きる3つの場面を思い浮かべる

ブロックは、友だちが「このアカウントからの通知はもういらない」と決めて押すものです。押されると、その人には配信が届かなくなります。SNSの投稿と違って、公式LINEのメッセージは相手のトーク画面に直接届くぶん、合わないと感じたときの判断も早くなります。届き方の違いは公式LINEのメリット・デメリットに書いています。

誰が押したのかを探しても、次の配信を直す手がかりにはなりにくいものです。役に立つのは、いつ押されたか。時期で分けると、理由はおおよそ3つの場面に分かれます。

登録してすぐ:届いたものが、思っていたのと違う

友だち追加をすると、すぐにあいさつメッセージが届きます。インスタで「LINEから予約できます」と見て登録したのに、最初に届いたのが長いお店の紹介とキャンペーンの案内だった。こういうとき、ほとんど読まれないままブロックされることがあります。登録した人が期待していたものと、最初に届いたものがずれている場面です。

配信した直後:その1通が、自分に関係なかった

一斉配信をした日の夜や翌日に、ブロックがまとまって出ることがあります。相続の相談で一度だけ来た方に、会社設立のセミナーの案内が届く。カットだけのお客さまに、長いコースの案内が続く。受け取った人は「私には関係ない」と感じて、次からの通知ごと止めてしまいます。

何通か続いたあと:時刻と回数が、暮らしに合わない

特定の1通ではなく、配信を重ねるうちに少しずつ減っていく場面です。夜遅くや朝の支度の時間に通知が鳴る、同じ週に何度も届く。中身に不満がなくても、通知が多いと感じた時点で止められます。何曜日の何時に、どのくらいの間隔で送るかは、それだけで一つの大きな話になるので、ここでは「この場面もある」と押さえるだけにしておきます。

公式LINEのブロックは、登録してすぐ、配信した直後、何通か続いたあとの3つの場面に分かれ、直すところは入口と最初の1通、その1通の中身、送る時刻と回数
図1:ブロックは、起きる場面で3つに分かれる

自分のアカウントのどこで起きているかを、管理画面で見る

ブロックが出た日と配信した日を並べて見る

3つの場面のどれが自分に当てはまるかは、LINE公式アカウントの管理画面で確かめられます。使うのは「分析」の中の「友だち」です。

日ごとのブロック数を、配信した日と並べる

「友だち」の概要には、友だち追加の数とブロックの数が日ごとに出ます。開いたときは直近7日分の表示ですが、期間を変えると最大397日分までさかのぼれます。

期間を直近2〜3か月に広げて、ブロックが出た日をメモに書き出します。その横に、一斉配信をした日と、送った内容を一言ずつ書き添えます。並べると、ブロックの出方はたいてい次のどれかに近くなります。

  • 友だち追加が多い日に、ブロックも出ている
    登録してすぐの場面です。入口の一言か、最初に届くものを見直します。
  • 配信した日か、その翌日に出ている
    配信した直後の場面です。その日に送った1通を読み直します。
  • 配信日と関係なく、少しずつ出ている
    何通か続いたあとの場面です。送る時刻と回数を見直します。

友だちが少ないうちは、割合より日付で見る

友だちが数十人から数百人のアカウントだと、管理画面に数字が出ない項目があります。友だち追加の経路ごとの数字は、日ごとに20以上の追加がないと表示されません。メッセージごとの開封も、20人に満たないうちは「0」と表示されます。

この規模でブロック率を計算すると、1人増えただけで何ポイントも動きます。割合を出して一喜一憂するより、「この日に、この1通のあとで出た」と日付でつないだほうが、直す場所に早くたどり着けます。

ブロックを1件見つけたら、その日に何を送ったかを横に書く。それだけで、直す場所の見当がつきます。

友だち追加が多い日に出ていれば登録してすぐ、配信した日か翌日なら配信した直後、配信日と関係なく少しずつなら何通か続いたあと
図2:ブロックが出た日で、場面を見分ける

ブロックが出た日の1通を、4つの質問で読み直す

送った1通を、受け取る側のつもりで読み直す

配信した日か翌日にブロックが出ていたら、その日に送ったメッセージを開いて、受け取った側のつもりで読み直します。できれば自分のスマホで、通知が届いたところから順に見ていきます。

  • 通知の1行目で、誰から何の用件か分かるか
    通知やトークの一覧には、冒頭の一部しか出ません。「いつもありがとうございます」から始まると、用件が見える前に閉じられます。
  • 受け取った全員に関係がある話か
    一度だけ来た方と、毎月通ってくださる方に、同じ案内を送っていないか。
  • 登録してもらったときの約束どおりの中身か
    「予約の空きをお知らせします」と誘って登録してもらったのに、届くのが新しいメニューの宣伝ばかりになっていないか。
  • 読んだあとにすることが、1つに決まっているか
    予約する、返信する、ページを見る、と行き先が並ぶと、どれも押されずに終わりやすくなります。

4つのうち「いいえ」が見つかったら、次の配信ではそこだけを直して送ります。いくつも同時に変えると、どれが効いたのか分からなくなるからです。直して送った日のブロック数を、また同じメモに書き足しておきます。

ブロックが出た1通は、たいてい真面目に書いた1通です。伝えたいことが多いほど前置きが長くなり、用件が後ろに下がります。書いた中身はそのままで、並べる順番を変えるだけで直ることもよくあります。

ブロックが出た1通を読み直す4つの質問。通知の1行目で用件が分かるか、全員に関係があるか、登録時の約束どおりか、読んだあとにすることが1つか
図3:ブロックが出た1通を、4つの質問で読み直す

登録してすぐのブロックは、入口の一言と最初の1通で減らす

登録してくれた人に最初に届く1通を確かめる

友だち追加が多い日にブロックも出ているなら、配信の中身より手前、登録してもらう入口に理由があります。ここは一度直せば、そのあと登録してくれる人すべてに効く場所です。

登録をすすめる一言と、最初に届くものをそろえる

インスタのプロフィールや投稿で「LINEから予約できます」と書いているなら、登録した人の最初の画面に予約の方法が出ている必要があります。「初回の相談で聞かれることをまとめたメモをお送りします」と書いたなら、そのメモが最初に届くようにします。入口で書いた一言と、最初に届くものが同じ話になっているかを確かめます。インスタのどこに公式LINEを置き、どんな一行を添えるかは、インスタに公式LINEを貼る方法にまとめています。

あいさつメッセージで、次に何が届くかを伝える

あいさつメッセージは、友だち追加をした人に自動で届く最初の1通です。お店や事務所の紹介を長く書くより先に、登録した理由への答えと、これから何がどのくらいの間隔で届くかを短く書きます。先に知っていれば、次のメッセージが届いたときに「知らないものが来た」と感じにくくなります。

あいさつメッセージのあとに、日をあけて何通か自動で届く流れを作るなら、順番の組み立て方はこちらに書いています。

ブロックは、どれだけ気をつけても0にはなりません。数件出たことより、どの場面で出たかが分かったことのほうが、次の配信の役に立ちます。

まとめ

  • 公式LINEがブロックされる理由は、起きた場面で「登録してすぐ」「配信した直後」「何通か続いたあと」に分かれる
  • 管理画面の「分析」→「友だち」で、日ごとのブロック数を配信した日と並べる
  • 友だちが少ないうちは、割合より日付で見る
  • 配信の直後に出ていたら、その1通を4つの質問で読み直し、1か所だけ直す
  • 登録してすぐに出ていたら、入口の一言と最初の1通をそろえる

あいさつメッセージから配信の流れまでをまとめて作り直したいときは、LINE・UTAGE構築でお引き受けしています。ブロックが出た日のメモがあれば、どこから直すかを最初の相談で決められます。

ブロックが出た1通、一緒に読み直しませんか

管理画面の友だちの数字と、最近送ったメッセージを見せていただければ、どの場面でブロックが出ているかを、その場でお伝えします。無料集客診断では、次に送る1通で直す1か所を決めて持ち帰っていただけます。無理な営業はいたしません。

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この記事を書いた人

山崎 嘉久のアバター 山崎 嘉久 株式会社GORAQUE 代表取締役

株式会社GORAQUE 代表取締役。SNS運用顧問・SNS運用代行、LINE公式アカウント・UTAGE構築、デザイン制作を通じて、個人事業主と小さな会社の集客を支援しています。商工会議所や自治体の協議会で、SNS運用とデザイン制作をテーマに登壇。大阪府枚方市を拠点に活動しています。

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